畑で子どもの自給力を⑨〜旬の野菜は、なぜ生命力が強い

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

今回は、旬の野菜について書きます。

❤︎旬の野菜を食べなさい

旬の野菜を食べなさい。
それは、
生命力が強く
栄養価が高く
美味しく
免疫力や自然治癒力を高めてくれるからです。

❤︎旬の野菜はなぜ生命力が強い

旬の時期に無理なく育てるから、
元気に育ちます。

❤︎キュウリの旬は夏

キュウリを夏に育てることが、
旬に育てることです。

キュウリを冬に育てることは
難しいです。

❤︎植物の本能

それは、
植物としての本能に関わります。

野菜が持っている植物としての命に関わる深いところで、
その野菜がどのような季節で快適に生きていけるのかが刻み込まれています。

❤︎原産地の記憶

祖先の記憶が強く残っているからです。

つまり
原産地で生きていた頃の記憶がDNAとして残されているからです。

キュウリが冬ではなく夏に育てやすいのは、
原産地が夏のような気候だからです。

❤︎原産地とは何か

世界各地のさまざまな気候条件のもとで自生していた野生の植物の中から、
「食べらるれ」と思ったものを
食べやすいように改良を加えてきたのが現在の野菜です。

だからほとんどの野菜は、
日本生まれではなくて
海外のそれぞれの地域を故郷にもっています。

❤︎キュウリの原産地

たとえば、
キュウリの原産地は、
ヒマラヤ山麓の南側、シッキムという地域です。

現在のブータンやネパールのあたり。

熱帯気候や亜熱帯気候に属する地域で、
非常に雨が豊富なところです。

つまり、
一年間を通して暑く雨が多く
植物も虫も多種多様で
生存競争が激しい混沌としている地域です。

そのような気候の中で、
他の植物との生存競争に負けることなく生き延びてきました。

ということは、
そのような気候であれば
植物としては強い存在だということです。

❤︎日本のキュウリ

熱帯気候を故郷にもつキュウリが
日本でよく育つのは、
日本の一年の気候の中で熱帯気候に近い夏だけです。
春や秋は、
キュウリにとっては朝晩が寒く感じます。
そして、
体に染みついている祖先のDNAに、
寒い気温に耐えるという記憶がないんです。

キュウリにとって、
日本で快適に過ごせるのは
夏だけということです。

❤︎夏のキュウリが旬

だからこそ日本で夏に育てられたキュウリは、
キュウリにとって快適な気候であり、
元気に健康に育ち、
栄養価が高くて美味しいものになります。

❤︎野菜の歴史

野菜には、
それぞれ歴史があります。

育ってきた故郷があり、
そこで培ってきた生きるための知恵や経験があります。

野菜の原産地を知り、
歴史を知ることは、
野菜を育てていくうえで非常に重要なことです。

イカがあんなに瑞々しいのはなぜ
トマトがあんなに甘くなるのはなぜ

そらは、
すべては故郷にいたころのDNAが教えてくれます。
野菜の歴史を知ることで見えてきます。

❤︎日本の四季はありがたい

日本でいろいろな種類の野菜を育てられるのは、
四季があるからです。

温帯気候でありながら
夏は熱帯に似ていますし
冬は寒帯気候と似ています。

だから、
熱帯を原産地にもつ野菜も
寒帯を原産地にもつ野菜も育てられます。

いろんな原産地の野菜を、
短期間とはいえ再現できる
日本の四季はすごいです。

温帯という恵まれた地域に住んでいることに
感謝しないといけませんね。

❤︎まとめ。畑で子どもに自給力を⑨〜旬の野菜は、なぜ生命力が強い

野菜が生き抜いてきた
原産地の気候にあわせて
快適な旬に育てることが、
元気に健康な野菜を育て
栄養価が高く美味しくします。

「集中しなければ」というプレッシャーは必要ない

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こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は、集中力について書きます。

 

❤︎「集中しなければ」というプレッシャー

 

「集中しなければ、集中しなければ」

と自分にプレッシャーをかけすぎて、

むしろ勉強がはかどらない状態になります。

必要に応じて集中モードを切り替え、

そのときのモードに適した勉強を行なうようにすれば、自

分を追い詰めることなく勉強がはかどるはずです。


❤︎4つの集中モード

ほとんどの人は “集中” を、
目の前の課題に没頭することだと認識しています。

集中はもっと柔軟で幅広いもので、

4つの集中モードがあります。


❶入門集中「外に、狭く」

意識が外部の、

狭い範囲に向けられている状態です。


一般的にイメージされる“集中”はこれです。

 

新しい情報を取り込もうと注意を向ける、

あるいは仕事や勉強に打ち込むモードです。


❷記銘集中「内に、狭く」

意識が自分の内部の、

狭い範囲に向けられている状態です。

 

1つの課題に対して思考し続けている状態で、

課題解決型の集中力です。

また、

新たに取り込んだ情報を強く記憶に残して学習に導きます。

 

目を閉じて考えたり、

思案しながら何かを思い出しているモードです。

❸俯瞰集中「外に、広く」

意識が外部の、

広い範囲に向けられている状態です。


記憶と経験に基づいて、

俯瞰的、大局的に物事をとらえて判断をくだしたり、

直感的に意思決定を導くモードです。

❹自在集中「内に、広く」

意識が自分の内部の、

広い範囲に向けられている状態です。

 

意識を離れ、

ありのままの脳が自由自在に、

脳内の情報を展開させます。

 

想像、妄想、創造のモードです。


❤︎集中の4のモードを意識する

1つの集中モードに偏り
「あー集中できない」

と勉強を諦めてしまうことが問題です。

それぞれの集中モードの有用性を無駄にしないように、

4つの集中モードを意識すれば、

無駄なく、効果的に勉強できるはずなのです。

❤︎集中モードを意識した勉強法

4つの集中のモードは、

“入門集中”を起点に、
ほかの3つをうまく絡ませ活用していくのが理想的です。

❤︎新たな物事は、“入門集中”モードで

初めて勉強する箇所は、

“入門集中”モードで取り組むのが最適です。


対象以外に気を散らすものを極力なくすことがポイントです。
たとえばスマホを遠ざける、

机の上を整理する、

必要なものを取り出しやすくしておくなどです。

❤︎理解、解決、思い出すは、“記銘集中”モードで
 

入門集中でインプットした情報の理解を深めたい、

そこから解決策を見いだしたい、

あるいは勉強した内容を思い出したい場合は、

“記銘集中”モードです。


テキスト等を閉じる、

目を閉じるなど、

視覚情報を“無”か“シンプル”にすることがポイントです。

目を閉じるか、

上を向くなどして視覚情報を遮ると、

視覚に関与する脳領域が忙しく活動はくなります。

❤︎全体の把握、要点を絞るは、“俯瞰集中”モードで

初めての参考書を使う際は、

まず“俯瞰集中”モードで全体像を把握してから、

そのあと“入門集中”モードに切り替えます。


また、

直感的に要点を絞る、

直感的に要・不要を分ける際にも適したモードです。

この“俯瞰集中”モードに切り替えるコツは、

視線を一箇所に留めないことと、

広範囲で見ることです。


たとえば文章を読むときは、

すばやく滑らせるように読むか、

文字をたどるのではなく段落ごとに見て、

段落単位で視線を移動させるイメージです。

❤︎アイデア創出、問題解決は、“自在集中”モードで

イデアを出したいとき、

問題を解決したいときなどに、

あえて自分がボーっとできる状況をつくります。

 

それが切り替えスイッチになります。


たとえば、

散歩、シャワー、窓の外を眺める、コーヒーを飲む、ただ部屋を歩き回るなどです。

❤︎まとめ。「集中しなければ」というプレッシャーは必要ない
 
集中には、

外に狭く集中、内に狭く集中、外に広く集中、内に広く集中

この4つの集中モードを意識すると、

集中の方向が明確になり、

学びのパフォーマンスを高めることができます。

察しの悪い親でいることはいいこと

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こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、親のふるまいについて書きます。

 


❤︎単語で会話が良くない

 

「お母さん、ジュース」
「お母さん、それ」

こういった子供からの“単語”での要求は、
意味が通じるので、

ついつい応じてしましますが、
これは問題です。

❤︎以心伝心でワンワード

 

一緒に生活していると

以心伝心で、

ワンワードでも言いたいことが分かるようになります。

❤︎コミュニケーション力

コミュニケーション力とは、
お互いに伝えある能力です。

しかし、
ワンワードでは、
双方向に伝え合う力を高めることはできません。

❤︎脱ワンワード

親は、

ワンワードには反応せず、

"文章で話す(脱ワンワード)"に対して

反応するようにします。

"脱ワンワード"

つまり、

ひとつの単語で伝えたり要求したりせず、
文章で伝える、

5W1Hをハッキリさせて会話をするようにします。

❤︎お母さんはジュースではない

子どもの「母さん、ジュース」に対しては、
「お母さんは、シュースじゃないよ。」と

すると、
子どもたちは「お母さん、ジュースがほしい」
「お母さん、そのお菓子を取ってちょうだい」
という文章に変わります。

その応えは、
「お母さんは料理を運ぶので手が足らないから。自分でとってくださいね」

(ついでに自分のことは自分でやらせます)

言い直させて、

おまけにジュースを取ってあげない
なんて、

「察しの悪く、面倒くさい親」と、

子どもたちも思うでしょう。

❤︎“空気を読む”“あうんの呼吸”

日本人の美徳でもある
"空気を読む"

"あうんの呼吸"は、

日本の風土がそうさせるものです。

言わなくてもわかるけど、

あえて言葉にして

言葉ではっきり言うようにします。

 

 

そうすると、

日本のもう一つの美徳である

"丁寧さ"が加わります。


❤︎察しの悪い親でいることを意識する

察しがいいと、

言葉はあまり必要なくなります。


これでは、

言語能力が身につきません。

言葉の話せない赤ちゃんの頃から接していた親にとって、
何も言わなくても、

子どものしたいことが分かりそうですが、

それをぐっと我慢して、
察しの悪い親になってください。

そうすることで、

子どもの思考と言葉を引き出で、
この日常の生活の中で表現力を育てることができます。

❤︎反抗期も話し会える

それから、
親子が、

日頃からしっかりと言葉を交し合っていると、
言葉足らずから生じる誤解を避けることができます。

もし、

誤解があると、

最初は小さな誤解でも、

その傷口はだんだん大きくなります。

 


子どもは、

親を面倒くさがり、

親との会話が少なくなっていったりします。


さらに、

反抗期になると口も効かなくなるまでにエスカレートするかもしれません。

❤︎まとめ。察しの悪い親でいることはいいこと

 

“察しが悪く”“面倒くさい”親になって、

子どもの言葉を引き出しましょう。
また、親の発言は、

5W1Hと助詞をつけて文章で話しかけましょう。

そうすれば、
子どものことば力が育っていきます。


そして、

ことば力は、

友達との交流関係を拡げ、

刺激を受け合いながら、

いろいろな物事に興味を持てるようになります。

子どもの問題は、親子の問題

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こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、子どもの問題について書きます。

 


❤︎"子どもの問題"と"親の問題"を分けて考える


あいさつができない、
忘れものが多い、
片付けができない……
これらは、昔は、"親がちゃんと育てていないから"と言われてきたことです。

しかし、
母親がいつも口を出していれば、
子どもはやる気のある子に育つわけではなく、

やる気のない、

依存心の強い子に育ってしまいそうです。


なかには、

反抗的になる子もいるかもしれませ。

"やる気がない"
"親の顔色を見る"
"反抗的だ"
と感じたら、
親が子どもの問題に、

口を出し過ぎていないか考えてみる必要があると思います。

"子どもの問題"を、
"親の問題".と思っているんではないでしょうか。

❤︎子育ての目的は、子どもの"自律であり自立"

もしも
お母さんが病気になったら、

子どもはどうなってしまうのでしょう?

今まで自分で問題を解決する経験がなかったら、

子どもは、

困り果てると思います。


子育ての目的は"自律であり自立"です。

そのために、
"子どもの問題"と"親の問題"は分けて考えることが大切です。

❤︎保護者が一切口出ししなくてもいいワケではない

しかし、
子どもの問題は子どもの問題、

親の問題は親の問題と分けて考えることは、
親は子どものすることに一切口を出さなくてもいいか、

というワケではありません。

例えば、
宿題です。


宿題は子どもの問題です。


子どもが自分の問題で困っているときにおける対応には2つパターンがあります。

❶子どもの問題とはねつける

子ども「お母さん、教えて」
お母さん「それは、あなたの宿題でしょ。学校で習ったことだから、わかるでしょ。」

❷子どもの問題を解決してしまう

子ども「お母さん、教えて」
お母さん「まず、教科書を読みましょう。そして、例題を解いてみて、それから問題を解いたら、丸つけをしましょう」

この2つの対応は、どうでしょうか。

❶の対応では、

お母さんの助けを借りて、

自分で問題を解決しようと努力する子どもを、

突き放してしまっています。

逆に❷の対応では、

お母さんが手取り足取りですべてを解決しようとしているため、

子どもが自分で解決することができなくなってしまいます。

それでは、

子どもが手助けを求めているときには、

どのように対応すればよいのでしょうか。


❤︎しっかりと話を聴き、一緒に考えることが重要

子どもが自分の問題をお母さんに頼んできたときは、
はねつけるのでもなく、
全部解決するのでもなく、
話を聴いてあげます。

そうすることで、
子どもの自立を助けてあげることができます。


忙しいときは、

全て引き受けなくても、

半分引き受けることもできるはずですね。

大切なことは、
子どもの問題を子どもが頼んできたときは、
手を止めて、

子どもの話に集中してあげることです。

子どもが「ねえねえ、お母さん、この宿題教えて」と頼んできたときは、
子どもが手助けを求めているときです。


その宿題を、

子どもとお母さんの2人の問題として考えてみましょう。

例えば、
❶「はい、いいよ」と笑顔で相談に乗ってあげよう
❷「お母さんと一つだけやってみて、あとは自分でやっろう!」諭す
❸今は忙しくて無理だけど、7時からは大丈夫よ」と伝える

❤︎まとめ。子どもの問題は、親子の問題


子どもの問題について

子どもが助けを求めてきたいときは、
子どもと親"2人の問題"として、
一緒に考えましょう。

話し合いで決めたことを、

子どもの口から話してもらいましょう。

 

それが、

自分の問題を、

自分で解決することにつながっていきます。

 


この小さな経験が、

未来に出会うであろう難しい問題に対応できる、

思考力・判断力・表現力の源になっていきます。

子どものコミュニケーション能力

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。


今回は、子どものコミュニケーションについて書きます。

 


❤︎何かを伝えたという思いが言葉につながる

 


言葉の発達において、

コミュニケーション意欲を高めることは、

非常に重要なポイントだと思います。

 


何かを伝えたいという思いが、

言葉につながるからです。

 


それでは、

言葉につがなるコミュニケーション行動にはどんなものがあるでしょう。

 


❤︎アイコンタクト

 


目が合わせる、

ことです。

 


生まれて、

目が見えるようになると、

最初は焦点の合わなかった子どもが、

次第に大人の顔をじっと見るようになり、

大人から笑顔を返すことを繰り返すうちに、

子どもは身近な人の顔を見分け、

自ら笑顔を見せるようになります。

 


コミュニケーションの第一歩です。

 


❤︎共同注意

 


何かを指さしたり、

目線を交わすことによって、

他者とある対象を共有する行為です。

 


たとえば、

新しいものを発見したとき

おもしろそうなものを見つけたとき

こわいものを見たとき

 


最初は大人が指さした方を見る行為から始まり、

自ら対象を指さして、

相手に伝えようというコミュニケーション行動へつながっていきます。

 


❤︎見返し行動

 


世界をひろげていく過程で、

子どもは探索行動を繰り返していきます。

 


それに伴って、

発見や喜びを表現しようと、

身近な大人を見返す行動が多く見られるようになります。

 


これは、感情の共有です。

 


自分の感情が揺れ動いたことを、

他者に伝えようとしているわけです。

 


❤︎言葉の獲得は

 


このような過程を経ながら、

耳から取り入れたことばという音声、

目で観察した口の形、

相手の表情、

そのような様々な情報を適切に処理し、

子どもは言葉を獲得していきます。

 


❤︎コミュニケーションを豊かにすること

 


だから、

言葉以前に、

コミュニケーションを豊かにすることが大切になってきます。

 


❤︎大人への期待感がコミュニケーションに

 


遊びのなかに繰り返しのパターンをつくり、

大人の行動への期待感を持たせることがポイントになります。

 


子どもは、

日常の場面で、

気に入ったもので繰り返し遊ぶ姿を目にします。

 


それは、

子どもは学習することが好きですから、

気になるものを見つけると

色々な方法で遊び、

学ぼうとします。

 


そこに大人がさりげなく介入することで、

自分・もの・他者という三項関係を築き、

それがコミュニケーション意欲ともつながっていきます。

 


❤︎子どもは遊びに夢中から

 


コミュニケーション意欲を

外へ向かわせるための方法が、

繰り返しによるパターン遊びです。

 


例えば、

子どもが一人で夢中でボールで遊んでいるところへ、

大人がひょいっとボールを隠し

「あれ、ない」と声をかけてみます。

 


子どもはボールに注意を向けていますから、

急に取られたボールを探します。

すぐに「あ、あった」とボールを返すします。

 


❤︎大人の行動が気になるようになる

 


このような行動を繰り返していると、

最初は見向きもしなかった子どもが、

次第に大人の行動に

パターンを見出していき、

大人がボールを隠すことを

待つような様子を見せるようになります。

 


そのとき子どものなかには、

ボールへの興味より

大人の行動への期待感が増してます。

 


まさしく他者と関わりたいという意欲の兆しです。

 


❤︎他者とやり取りする楽しい体験から、コミュニケーションへの意欲を高める

 


このような遊びを通じ、

コミュニケーションが苦手な子どもにも、

他者とやり取りする喜びを体験させることができます。

 


そして、

他者と関わる喜びの体験を重ねることにより、

コミュニケーションの意欲を高めることができます。

 


❤︎まとめ。子どものコミュニケーション能力

 

 

子どもが小さい時には、


大人がそばにいて、

子どもが話したいときにはいつでも

子どもの話を聞いてあげることができる状態であることが大切です。

話ができて楽しいという状況です。

「相手に伝えたい」という気持ちが

コミュニケーション能力を育て、

子どもが生き生きと言葉を発することにつながっていきます。

勉強がたのしいって知らなかった

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こんなに、学びスタジオ®︎代表の奥川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、勉強は楽しいについて書きます

 


❤︎ 桜林直子さんブログ

 


桜林 直子さんのブログを引用させていただきます。

 


❤︎勉強は、知識を暗記して、必要なときに使うもの

 

「わたしはあまり勉強がすきではなかった。

と、最近までそう思い込んでいた。

 


勉強『答えを出すもの』だった。

 


もともとある情報や方法を、

自分の中に入れることだと思っていた。

 

❤︎勉強は、自分が知りたいことを引き出すもの

 

基本的なベース作りの段階では

ただ入れることも必要だけれど、

勉強は、

自分が知りたい、

わかりたい、

できるようになりたい、

ということを引き出すのがスタートで、

自分の中に知識を入れる→必要な時に使う

という順番ではない。

 

❤︎知りたい気持ちを肯定する経験がない

 

「わかりたい、知りたい」

という気持ちはとても大きかったけれど、

それがいいことだと思える経験がなかった。

 


「なんで?どうして?とうるさい、しつこい」

と言われてきた。

 

❤︎知らなくていいことなんてひとつもない

 

知らないうちに

好奇心を閉じ込めていたのかもしれないけれど、

今は大きな声で言いたい。

 


知らなくていいことなんてひとつもない。

 

❤︎勉強って、おもしろいじゃないか!

 

「どうして?なんで?ほんとに??」

と思ったことについて調べたり話を聞いたりすることが、

ものすごくおもしろい。

 


知りたいことを知るのは、

ただ情報を受け取るよりも、

吸収力がずっと大きく、

芋づる式にもっともっとと知りたくなる。

 

❤︎やめろと言われても、やり続ける

 

与えられたものを

楽しくやるには技術が必要だけど、

自分の好奇心で動くと

苦痛どころかやめろと言われてもやり続ける。

 

勉強がたのしいとわかるのに

30年かかっちゃったけど、

今からまだまだ知りたいことを知っていこう。

 


わからないことをわからないと言っていこうと思う。」

 


以上、ブログを抜粋させていただきました。

 

 

❤︎「なぜ」から始まる勉強

 


なぜから始まる勉強が本当に大切だと思います。

 

太陽はなぜまぶしいの?

トマトの茎には固い毛のようなもとがあるのは何のため?

言葉はなぜ国によって違うの?

鳥はなぜ飛べるの?・・・

 

子どもの好奇心を肯定して、

子どもの目線で一緒に考えていきたいですね。

 


❤︎まとめ。勉強がたのしいって知らなかったよ

 


「どうして?なんで?ほんとに?」

知りたい気持ちから勉強をすると、

夢中になり、たのしく感じます。

そんな体験をたくさんした子どもは、

勉強がたのしいことを知っています。

子どもと一緒に「なぜ」を勉強しましょう。

 

あたりまえに勉強する習慣

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、習慣について書きます、

 


❤︎勉強の習慣は、一生の宝物

 


勉強の習慣は、

一生の宝物ですね。


子どもの勉強習慣は、

大人がサポートすることで、

自分で身につけていきます。

❤︎“場所”を整えている

新しい行動をする際は、

場所を決めると習慣化しやすくなります。

"特定の場所に行くこと"と"勉強すること"をセットにすれば、
余計なことを考えず、

特定の場所に行ったら即、

勉強に集中できるのです。

勉強場所を決める際は、
勉強をするため"だけ"の専用の場所を選ぶことも意識します。

リビングルームの特定の椅子、

塾の机、

図書館、

カフェ……

❤︎“時間”を決めている

勉強する時間を安定させることが、

勉強の習慣化を成功させるカギです。

例えば、

起床する時刻、

食事をする時刻、

入浴する時刻、

就寝時刻などを毎日一定にします

生活習慣を固定すれば、

勉強に使える時間もおのずと決まります。


勉強時間が決まれば、

「昨日は勉強できたけれど、今日はできなかった」ということがなくなります。

❤︎時間を決め、決めた時間を守る

日々の生活習慣のなかで

絶対にしてはいけないことは、

「時間を決めないこと」です。

時間を決めずにテレビ・YouTubeを見る。
時間を決めずにSNSをし続ける……。


時間を決めずに遊んでいては、

いつまでたっても勉強に取り掛かることはできません。

無理な負荷をかけることなく、

勉強を習慣化させるためには、

勉強そのものをルーティーン化することが大切です。

❤︎やる気だけでは、続きにくい

勉強の習慣化しはじめの数日間は、

モチベーションが高かったので

勉強を続けることができた。

 


しかし徐々にやる気がなくなってしまう……

しかし、

そもそも勉強の習慣化に

“やる気”は必要ありません。


やる気の代わりに“トリガー”があれば、

勉強を続けることは可能です。

 


❤︎やる気の代わりにトリガー


“トリガー”とは、

“きっかけになるもの”のことです。


ある行動をトリガー(きっかけ)として、

勉強モードに入ります。

どんな小さな行動でもOKです。


例えば、
本を10分間読んでから勉強する
体操してから勉強する

ココアを飲んでから勉強する……

❤︎“集中できる間隔”を知っている

集中力がないから勉強が続かない

と思い込ませないことです。

6歳から9歳までの絶対集中力は、

15分ぐらいだといわれています。


はじめは、

短いインターバルで休憩をいれて勉強を始めます。


間違っても、

「もっと頑張れ」

と勉強を強いてはいけません。

勉強を進めていると、

集中できる時間が長くなってきます。

❤︎”自身が集中力をキープできる時間”を把握することが大切


自分の集中時間を把握することは、

小学生には無理ですので、

大人が管理してあげます。


勉強を続けていると、

子どもが中学生になるころには、自分の集中力をキープできる時間が把握できるようになるでしょう。

❤︎集中力の実験

中学1年生に、
❶60分学習(休憩なし)
❷45分学習(休憩なし)
❸15分×3学習(あいだに7.5分休憩)
に分けて英単語の学習し、当日・翌日・1週間後の3回に分けてテストを行ないました。

学習前に実施していた事前テストの成績と1週間後の事後テストの成績を比較したところ、

❸グループの成績の伸び方は、

❶グループの成績の伸びよりも、

高い結果となり、
こまめに休憩を入れることで、

集中力と関係がある脳波“ガンマ波”が回復し、

集中力が維持されたそうです。

❤︎勉強習慣

所定の場所で、

時間を決め、

トリマーで勉強をスタート、

集中できる時間に勉強する。


この4つが、

あたりまえに勉強することが習慣化されていきます。

そして、

勉強の習慣は、

続ければ続けるほどに、

集中する時間が長くなったり、

理解の速度が速くなったり、

効果を伴って更新していきます。


この勉強する習慣は、

親が子どもに贈る、

形のない最高の贈り物です。

 


❤︎まとめ。あたりまえに勉強する習慣

 


やる気はなかなか続かない。

だから、

❶勉強する場所を整えて、


❷時間を決めて、

❸トリガー(きっかけ)を作って、

❹適度に休憩を入れながら、

集中して勉強する環境を作ってあげましょう。

親が子どもに与えられる最高のギフトは、


あたりまえに勉強する習慣をつけてあげることです。