察しの悪い親でいることはいいこと

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こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。
ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、親のふるまいについて書きます。

 


❤︎単語で会話が良くない

 

「お母さん、ジュース」
「お母さん、それ」

こういった子供からの“単語”での要求は、
意味が通じるので、

ついつい応じてしましますが、
これは問題です。

❤︎以心伝心でワンワード

 

一緒に生活していると

以心伝心で、

ワンワードでも言いたいことが分かるようになります。

❤︎コミュニケーション力

コミュニケーション力とは、
お互いに伝えある能力です。

しかし、
ワンワードでは、
双方向に伝え合う力を高めることはできません。

❤︎脱ワンワード

親は、

ワンワードには反応せず、

"文章で話す(脱ワンワード)"に対して

反応するようにします。

"脱ワンワード"

つまり、

ひとつの単語で伝えたり要求したりせず、
文章で伝える、

5W1Hをハッキリさせて会話をするようにします。

❤︎お母さんはジュースではない

子どもの「母さん、ジュース」に対しては、
「お母さんは、シュースじゃないよ。」と

すると、
子どもたちは「お母さん、ジュースがほしい」
「お母さん、そのお菓子を取ってちょうだい」
という文章に変わります。

その応えは、
「お母さんは料理を運ぶので手が足らないから。自分でとってくださいね」

(ついでに自分のことは自分でやらせます)

言い直させて、

おまけにジュースを取ってあげない
なんて、

「察しの悪く、面倒くさい親」と、

子どもたちも思うでしょう。

❤︎“空気を読む”“あうんの呼吸”

日本人の美徳でもある
"空気を読む"

"あうんの呼吸"は、

日本の風土がそうさせるものです。

言わなくてもわかるけど、

あえて言葉にして

言葉ではっきり言うようにします。

 

 

そうすると、

日本のもう一つの美徳である

"丁寧さ"が加わります。


❤︎察しの悪い親でいることを意識する

察しがいいと、

言葉はあまり必要なくなります。


これでは、

言語能力が身につきません。

言葉の話せない赤ちゃんの頃から接していた親にとって、
何も言わなくても、

子どものしたいことが分かりそうですが、

それをぐっと我慢して、
察しの悪い親になってください。

そうすることで、

子どもの思考と言葉を引き出で、
この日常の生活の中で表現力を育てることができます。

❤︎反抗期も話し会える

それから、
親子が、

日頃からしっかりと言葉を交し合っていると、
言葉足らずから生じる誤解を避けることができます。

もし、

誤解があると、

最初は小さな誤解でも、

その傷口はだんだん大きくなります。

 


子どもは、

親を面倒くさがり、

親との会話が少なくなっていったりします。


さらに、

反抗期になると口も効かなくなるまでにエスカレートするかもしれません。

❤︎まとめ。察しの悪い親でいることはいいこと

 

“察しが悪く”“面倒くさい”親になって、

子どもの言葉を引き出しましょう。
また、親の発言は、

5W1Hと助詞をつけて文章で話しかけましょう。

そうすれば、
子どものことば力が育っていきます。


そして、

ことば力は、

友達との交流関係を拡げ、

刺激を受け合いながら、

いろいろな物事に興味を持てるようになります。