分かり易く、優しく、人前で話す力

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川悦弘です。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、話す力について書きます。

 


❤︎言語を学ぶ目的

 

言語を学ぶことは、

言葉の言い回しや文法の知識を学び、
他人と十分なコミュニケーションが取れ、
自分の考えを的確に表現し、

それがしっかりと相手に伝えることです。

❤︎自分の考えを言葉で表現する

"自分の考えを言葉で表現すること"


これは、

私たち日本人がどちらかと言えば苦手なことですが、

自分の考えを言葉で表現するスキルが

これからますます重要になります。

ですから、

"人前で話すスキル"を

子どものときから育てていきたいですね。

❤︎人前で話すことは難しい?

内容は何であれ、

初対面の人や大勢の人の前で、

自分の考えを話すのは、

難しいことですね。


いざ聞き手を目の前にして緊張してしまい、

言葉が出てこない、

考えがまとまらない、

ということは誰にでもあります。

❤︎人前で話す練習

だから、

人の前で発言をする機会を作ってあげましょう。


事前に、

話す内容を落ち着いて考え、

それがすらすらと言えるまで、

何度も練習させます。

こうした地道な準備が、

人前で話す時の自信につながります。

最初から大勢の前で話すことが

得意な人もいるかもしれませんが、

きちんと準備をし、

何度も内容を繰り返し練習した方が、

聞き手に伝わりやすい話し方ができます。

うまく話せるかどうかと心配するより、
自信を持てるようになるまで

何度も練習をすることの大切さを

教えてあげましょう。

❤︎具体例を挙げる練習

"自分の意見を強く主張する"ということは、
単に"頑固に自分の意見を押し通すこと"

ではありません。

それを裏付ける具体例を

示すことがより重要なのです。

自分の意見を考える際に、

「なぜそう思うのか」を、

身近なもので、

具体例を探しながら考える習慣を

身につける練習をします。

❤︎自分と違う意見を聞く

「こんなことを言ったら笑われるのでは?」
「変な意見だと思われる?」
という考えが、

意見を言うことに抵抗感を感じさせます。

"自分と違う意見も尊重する"ことを、

子どもに理解させましょう。

自分の意見を言うことと同じように、

人の意見を大切に聞く姿勢も大切です。

自分と違う意見も尊重する、

という価値観を子どもたちの間で育てていくことで、
子どもたちが"自信をもって話せる"ようになっていきます。

❤︎チャレンジを褒めてあげる

人前で自分の意見を言うことは、

誰にとっても最初は難しいものです。

ただ、

人前で話すのがうまい人は、

それだけたくさん練習をしていたり、

事前に言うべきポイントについて調べておいたり、

人前に立つ前に

たくさん準備をしているということです。

 

「この子は恥ずかしがり屋だから」
「人前で話すのが下手だから」
と決めつけないことです。

 

まず人前で話す

というチャレンジに取り組むことを促し、

その勇気を認めてあげましょう。

 


❤︎まとめ。わかりやすく、優しく、人前で話す力

 


言語を学ぶ目的は、

自分の意見を他人に正確に伝えるためです。

人前で話す経験をすること

具体例を挙げて表現すること

自分の違う意見に聞く耳を持つこと

堂々とした、わかりやすく、偏見のない言葉で話すことができます。

学ぶことは、生きること

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

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今回は、学ぶことについて書きます。

 


❤︎耳を持って、裸で生まれる

 


私たちは裸で生まれます。

無防備です。

守ってもらわないと生きられません。

 


しかし、

お母さんのお腹にいるときに

完成しているものがあります。

 


それは耳です。

 


耳が完成したときから、

声や音を聞きいています。

 


❤︎笑顔と鳴き声

 


生まれると、

小さくて、

なんとも言えない笑顔、

可愛い泣き声で、

お母さん・お父さんを魅了します。

 


”目に入れても痛くない”ほど

お母さん・お父さんは、

愛情を持って、

子どもの世話をして、

話しかけます。

 


❤︎赤ちゃんの声は猫と声と同じ周波数

 


猫は、

5000年前から

人間に飼われていると言われています。

 


猫の鳴き声の「にゃ〜」は、

人間には心地よい周波数とされています。

 


生まれたばかりの赤ちゃんは、

ネコと同じ周波数で泣きます。

 


赤ちゃんは心地よい周波数で泣いて、

自分の要求を伝えようとします。

 


ところが、

赤ちゃんは体が成長していくにつれて、

泣き声が大きくなり、

周波数も変わってきます。

 


泣き声は、

心地よさから、

かましさに変わり、

親をイライラさせるようになります。

 


❤︎話すようになる

 


そこで、

次のコミュニケーションの手段が必要になります。

 


ここで威力を発揮するのが耳です。

 


赤ちゃんは、

言葉を聞いて、

自分の体の状態や気持ちと関連づけています。

 


目が見えるようになり、

他の五感が発達してくると、

ますます関連づけが進みます。

 


そして、

少しずつ言葉を使えるようになっていきます。

 


❤︎話すことが生きること

 


自分を守ってもらうため、

自分の思いを伝えるために、

 


赤ちゃんは、

言葉を話すようになっていきます。

 


言葉を覚えることは、

生きるための本能、

言葉を学ぶこと、

人間の本能だと言えると思います。

 


だから、

いろいろな言葉を聞きたがります。

 


❤︎たくさんの言葉を覚えることができる

 


子どもにとって、

簡単な言葉と難しい言葉との区別はありません。

 


簡単と難しいは、

大人が判断しているだけで、

子どもにとっては、

どちらの言葉も

最初は意味がわからないので同じです。

 


簡単な言葉も難しい言葉も、

どんどん覚えてしまいます。

 


だから、

たくさんの言葉を話しかけて、

聞かせてほしいです。

 


また、感情を込めて、話しかけたり絵本を読んであげると、赤ちゃんは喜び、感情も豊かになると思います。

 


❤︎書くようになる

 


それから、

子どもが、

お母さん・お父さんが

絵本を楽しく読んでくれるのを見たり、

生活をしている中で、

言葉には、

文字があることを知り、

興味を持ちます。

 


そして、

文字を書きたくなります。

 


3歳になると、

手先も器用になり、

鉛筆が持てるようになると、書き始めます。

書けるようになると嬉しくなり、

お母さん・お父さんにお手紙を書いたりします。

 


書くことで、

自分の思いを伝えようとします。

 


❤︎読むようになる

 


4歳になると、

今度は文字を読むことに興味を持ちます。 

 


絵本を読んだり、

散歩をしていると、

街の中にある、

いろいろな文字を読んで、

喜びます。

 


書いているものを読むことにより、

いろいろなことを知ろうとします。

 


❤︎脳の発達との関係

 


脳は3歳まで急速に発達し、

10歳でほぼ大人と同じになると言われています。

 


話し言葉は、胎生7ヶ月から3歳まで

文字は、3歳から6歳まで

 


この脳が急速に発達している

驚異的な感受性を持ち、

集中力と吸収力を発揮します。

 


つまり、

楽に覚えてしまうということです。

 


❤︎子どもの発達に合わせた教育

 


親が子どものしてあげることは、

3歳までは、

たくさんの言葉を聞かせてあげること

3歳・4歳からは、

たくさんの文字に触れさせてあげることです。

 


そして、


たくさんの言葉や文字に触れることで、

学びのしっかりとした土台を築き上げていきます。

 


❤︎まとめ。学ぶことは、生きること

 


子どもは

親とコミュニケーションを取るために

かわいい泣き声を発し、

言葉を覚えて話すようになります。

そして、

文字を書くこと、読むことに興味を持ち、

コミュニケーションの手段を拡げていきます。

このように、

子どもが学ぶことは、

生きること、生きる本能です。

たくさんの文字や言葉のある環境が

子どもの将来の可能性を大きく拡げます。

日本人が培ってきた読む学習法

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

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今回は、日本人が培ってきた学習法について書きます。

 


❤︎江戸時代の学習方法

 


江戸時代には、3つの学習方法ががありました。

 


素読

❷講釈

❸会読


❤︎素読について

素読”は、

7歳ごろから、

意味内容を解釈せずに、

ただ声をあげて、

文字のみを読み習い、

暗誦することを目指した学習方法です。

「大学」「論語」「孟子」「中庸」の四書と

詩経」「易経」「書経」「礼記」「春秋左氏伝」の五経

の暗誦が目指されました。


素読

学習の基礎であり、

外国文としての漢文を国文化して読む作業であり、習読して暗誦することがもとめられました。

❤︎講釈について

“講釈”は、

素読”が終わった15歳前後から始められました。

先生が生徒たちの前で、

経書の一章、

あるいは一節ずつを講解して聴かせる、

なな口頭で行われた一斉授業です。

❤︎講釈の欠点を補う会読


しかし、

当時、

“講釈”に対しては、

生徒が自分で「思」うこと、

考えることをしなくなってしまう

という批判も出ていました。

そして、”講釈“と並行して行われたのが、

 “会読”と“輪読”です。

どちらも共同読書です。

❤︎輪読について

“輪読”は、

10人程度の生徒が一つのグループとなり、

一人が指定されていたテキストを読んで、

講義をする。

 


その後に、

他の者がその読みや講義について疑問を出したり、

問題点を質問したりします。

 


講者はそれらに答え、

積極的な討論を行います。

これを順次、

講義する箇所と人を代えて繰り返していきます。

先生は討論の間は、

黙っていて、

意見が対立したり、

疑問が解決しなかったりしたときに、

口を出すだけです。

 


ここでは、

生徒同士の切磋琢磨が求められています。

❤︎会読について

“会読”は、

数人が一箇所に集まって同一の本を読み、

研究や討論をすることです。


読書を通じての討論の場

という特徴を強く持っています。

この“会読”には、
❶相互コミュニケーション性

❷対等性

という2つの原理があります。

❶相互コミュニケーション性

会読の場では、

沈黙せずに、

口を開いて討論することを勧めていました。

当時は、

命令と服従の原理に基づくタテ社会であり、

武士たちの間には”黙って忍従する習慣”が根付いていただけに、

討論を推奨される会読は非日常的な空間でした。

❷対等性


討論においては、

参加者の貴賤尊卑の別なく、

平等な関係で行われていました。

これは生徒間であれ、

師弟間であれ同様で、

社会的な身分関係も排除されたようで、

例えば

それが藩主と家臣という関係でも平等に議論が交わされました。

❤︎神のような藩主と対等に

当時は、

家臣にとって藩主は神のような存在です。

 


この“会読”では、

その藩主と対等に意見を言えるということは、

相当の度胸がついたと思います。

だから、

どんな相手に向かっても、

堂々と対等に交渉することができる力がついたんですね。

 


“会読”は、

リーダーを創るすごい学習法でもありますね。

❤︎アクティブラーニングをやっていた

 


明治時代に

アメリカから黒板が入ってきて、

一斉授業が始まりました。

 


そして今、

生徒参加型の授業

アクティブラーニングが導入されています。

 


しかし、

このアクティブラーニングは、

日本では、

江戸時代から行われていました。

 


❤︎まとめ。日本人が培ってきた読む学習法

 

江戸時代の勉強方法は、
素読”、“輪読”、“会読”と、

読むことが基本でした。
暗唱し、知識を蓄えて、
読んだ内容についてプレゼンをして、
自分の意見を堂々とぶつけ合うことでした。
今、思考力・判断力・表現力や積極的に学ぶ姿勢が求められる中、読むことを中心にした学習方法を大切にしたいですね。

"素読"は学びにパワーを与える

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こんにちは、

学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は、素読について書きます。

 

❤︎“素読”とは


素読”は、

“本の文字をそのまま声に出して読む”

ということです。

江戸時代に藩校や寺小屋で行われていました。


江戸時代は、

子どもたちに

先生や藩校の先輩が

付きっ切りで

文章を読んで暗唱できるまで指導した

とされています。

❤︎本の文字をそのまま声に出して読む

素読は、
言葉の意味を理解していなくても

本の文字をそのまま声に出して読むことによって、

書かれているリズムやスピリットを

体に入れていく読み方です。

 

❤︎論語素読する

江戸時代の“素読”で

論語」などを読んでいました。


大人にとっても

論語」の文章は難しいものです。


そんな「論語」を

先生と向かい合って口伝いで

何度も繰り返して言葉を習っているのです。


何度も何度もスラスラと言えるようになるまで

合格はできません。

❤︎意味が分からないまま素読

もちろんこの読み方をしている時は、

論語」の意味は分かっていません。


漢字の読み方も意味も分かっていないままで

素読”が行われているのです。


江戸時代の子どもたちはこの“素読”によって難解な「論語」を学習していったのです。

❤︎後になって、意味を習得する

そして、
後になって

日本語の正しい文法や言葉の意味を習得していったのです。

 

この江戸時代の“素読”に対して、

今の時代に行われている“音読”には違いがあります。
 

❤︎素読と音読の違う

“音読は”内容を理解しながら声に出すこと”

という読み方です。


「これはなんて読むのかな?」

「どんな意味なのかな?」

と言葉を理解できていないと

止まって調べる必要があります。


素読”には、

その必要がないので

スムーズに読み進めていくことができるのです。

❤︎素読による効果

❶文字や文章に抵抗が無くなる

素読”には、

“文字や文章に抵抗が無くなる”効果があります。

素読”は意味を理解することなく読んでいくことなので、

難しい漢字の意味を理解する必要がありません。

素読”をしていると

文字の多い難解そうな文章を見ても

「難しそうだからやめておこう」

という気持ちがなくなります。

❷学習の初動がスムーズに

素読”を習得することによって、

学習に対する初動をスムーズに行える効果があります。

これは、

素読”は復唱していくだけの読み方となるので、

学習に対するハードルが低いからです。


「勉強するぞ!」

という意気込みが必要なく、

自然とスラスラと唇が動くようになるまで

素読”を繰り返していくだけでいいからです。

❸長く記憶に残る

素読”は何度も何度も文章を繰り返して読むことで

自然と記憶に残ります。

はじめは意味も分からずに読んでいた文章であっても、

後々意味が分かることで

より文章への理解が深まっていきます。


❹音に対する感覚が鋭敏になる

文章を“素読”することで、

音から文章のいいか悪いかを

判断できる感覚を鍛えることができます。

素読”によって耳が肥えてきます。

音に対する感覚が鋭敏になります。

❺文章への感覚が磨かれる

美しい文章を”素読”していくことによって、

文字の使われ方や、

リズムや響きを

理解することができるようになります。

それによって、

文章の良し悪しが理解できるようになり、

文章への感覚が磨かれることになります。

❤︎まとめ。“素読”は学びにパワーを与える

素読は、意味を気にせずどんどん読み進める江戸時代からある読み方です。
だから、
文字や文章に対する抵抗が無くなり

学習のスタートがスムーズになり

繰り返し読みで、長く記憶に残り

音に対する感覚が鋭敏になり
文章への感覚が磨かれます。

素読は、学びをパワーアップさせます。

共育し、好奇心を育てる

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奥川悦弘です。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、好奇心について書きます。

 


❤︎好奇心は人を伸ばす

 


私は、

企業の人事教育の部門で15年間、

延べ700人の人材を教育しました。

 


そして、
生き生き活動して伸びる人材に共通しているのは、

"好奇心"が旺盛であることに気づきました。

 


時間を忘れて没頭して働くが故に

ものすごい集中力と吸収力を発揮します。

 


❤︎過程を楽しむ

 


好奇心があるから、

過程が楽しめ、

過程が楽しいから、

いい結果を出せます。

 


たとえ、思ったような結果が出なくても、

過程が楽しいから

再チャレンジできます。

 


❤︎人や物に関心が強い

好奇心があるから、

"人や物に関心が強く"、

知りたいから

"素直に考え、

学ぶ"ことができます。


また、

学んだたくさんの知識を

"関連づけ"て、

"新しいアイデアを創造"するできます。

❤︎好奇心は、子どもの時に育つ

この好奇心の強さは、

実は、

子どもの時に育つものです。

 


子どもは好奇心旺盛です。

いろんな方向に好奇心の芽を向けます。

その芽を摘まないように育てないといけません。


❤︎共育が学びの好奇心を育てる

 


子どもの"学ぶという好奇心"を

大切に育てるために

大人と子どもが一緒に学ぶ

"共育"が大切です。

 


勉強するときは、
子どもひとりに勉強を押しつけず、

一緒に考えることを通じて、

子どもたちが正しく読み解き、

正しく考えることができる

知識のバトンタッチ。

学びの好奇心を育てていきます。

❤︎社会性を持った好奇心

また、

この一緒に考え、

共育を通じて、

知識のバトンを受け取った子どもは、
勉強を"自分のためにする"だけでなく、
"みんなのためにするんだ"

と思えるようになります。

 


子どもたちが自分が学んだ知識を

みんなのために使おうと思うことができる

ということです。

 


❤︎一緒に考えると可能性が広がる

 


お互いに楽しく学び合い、

お互いに刺激し合い

お互いに意見を言い合い

お互いの意見を聞き合い

可能性がどんどんと広がります。

 


子どもたちは、

豊かな社会性を身につけることに繋がります。

 


❤︎まとめ。知識のバトンタッチで好奇心を育てる

 


好奇心がある人は、伸びていきます。

好奇心は、人を行動に駆り立て、

プロセスを楽しみながら行動します。

だから、

好奇心を育てることが成功のカギです。

大人と子どもが一緒に学ぶ教育は、

子どもを正しい知識の世界に導き、

その知識のバトンタッチが好奇心を育て、

そのバトンを今度は他に渡すという社会性も育てます。

できる子は、遊んでいる

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、遊びについて書きます。

 


❤︎外遊びは子どもを強くする

 


子どもが外遊びをたくさんすることは、

とても有意義なことです。

 


子どもの頃は本来、そうあるべきです。

 


アニメやゲームのことで

周囲の子どもたちの話題についていけなくなるのではないかという懸念を持つかもしれません。

 


しかし、

外遊びをしている子どもは、

そうした懸念を乗り越えるだけの

人間力(人の気持ちがわかる力)」と

「免疫力(逆境にあっても乗り越える力)」

が備わっていきます。

 


❤︎できる子は、実はよく遊んでいる

 


難関大学に合格した子どもは、

小さい頃に

「思いっきり遊ばせる」

「好きなことに集中して取り組ませる」

「自発性を大切にした」

という子育てを受けている傾向にあります。

 


❤︎ぐんぐん伸びる子どもの共通点

 


❶小学生の頃に、勉強はよくするが、ガリ勉ではない

 


勉強は好きだけど、

勉強以外にもやりたいことがいっぱいあります。

 


❷遊びはデジタルよりアナログが多い

 


デジタルな遊びもやってはいるが、

それにはまっていない。

 


❸自然と触れ合う遊びをしている

 


自然の中には発見がいっぱいあります。

 


❹習い事をしていることもあるが、やりすぎていない

 


子どもの自主性を重んじて決めている。

 


❤︎勉強につながる遊びの要素

 


遊びなら何でもいいのではありません。

 

❶創造的、想像的な遊び

 


❷自然と触れ合いながら遊ぶ

 


❸集団で遊ぶ

通信ゲームなどの電子的ネットワークを介さないことが条件です。

 


❹アナログの遊び

 


❺肉体的または精神的充足感のある遊び

 


このように要素を含む遊びが、学びへと変化します。

 


❤︎遊びが無意識の中で学びに変化する

 


遊びが無意識のうちに学びの土台をつくります。

 


❶想像力につながる

イメージすることが自然と訓練されます。

 


❷創造力につながる

ゼロから新しいものを作り上げたり、新しいルールを自ら作ります。

 


❸積極性が育つ

遊びへの参加は前向きです。

後ろ向きに遊ぶ子はいません。

 


❹交渉術が身につく

問題があったときに口喧嘩し、

自分の意見を主張し、

相手の意見を聞く経験をします。

 


❺協調性が身につく

集団で遊ぶことで育まれる

 


❻探究心が育つ

子どもは、遊んでいるうちに、遊びの水準を上げていきます。

 


❼集中力が身につく

遊びに夢中し、集中する体験が集中力を育てます。

 


❽心身の健康をもたらす

 


❤︎遊びからの発想が、楽しいく心地よいのは当たり前

 

よく遊び、仕事のできる人は、

遊びから得られた面白いことをヒントにして

ビジネスを展開させます。

 


遊びは人を夢中にさせる力を持っていますし、

その遊びの発想から生まれたものは、

楽しく心地よく、

魅力的になるのは当然な気がします。

 


❤︎まとめ。できる子は遊んでいる

 


遊んでいないと、子どもは伸びません。

その遊びは、

創造的、想像的だったり

自然と触れ合いがあったり

集団の中にいたり

アナログ的であったり

肉体的または精神的充足感を感じたりします。

そして、遊びだから楽しく没頭します。

この遊びのポジティブな体験が学びにつながり、

本当の勉強好きのできる子にしていきます。

人生には、落とし穴がいっぱい!

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こんにちは、学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、人生の落とし穴について書きます。

❤︎賞を取るのは一握りの人

ノミネートされても

賞を勝ちとれる人は、

20%としたら、

残りの80%はとれません。

みんなは80%の人たちに、

残念だったね、

次頑張れば大丈夫と声をかけ、

慰めます。

 


❤︎やりたいことをやっている人は、それだけでも成功者

しかし、

その人たちは

本当に敗者なのでしょうか?

 


そうではないと思います。

彼らは全員、

役者になりたいと願い、

そして実際に夢をかなえた、

やりたいことをやれている成功者なのです。

❤︎成功と失敗の捉え方

 

合格することや賞をとることばかりを

"成功"と捉え、
それができなければ

"失敗"と決めてしまう傾向があります。

成功と失敗の捉え方を誤ってしまうと、

能カを伸ばす妨げになってしまいます。

❤︎"合格する"ことや"賞をとる"ことだけを成功だと考えると

賞をとったり、合格したりすることを

成功の基準に設定するのは、

目安としては単純でわかりやすいかもしれません。

しかし、

こうしたことを成功と定めると、

失敗を恐れ、

萎縮してしまい、

自分に才能に疑問を持ち、

前に踏み出すのを避けてしまいます。

 


たま、

失敗したら、

なかなか這い上がることができません。

❤︎落とし穴にはまってはダメよ

さらに、親から、
「絶対に穴に落ちたらダメよ」
と言われれば、

落とし穴に気を取られ
不安になり、

前に歩き出せなくなるのも当然です。

❤︎穴に落ちない、失敗しない方法

"穴に落ちない、

挫折も失敗もしない唯一の方法は、

挑戦しないこと"です。

ノミネート自体を断っていたら、

絶対に落選することはありません。

しかし、

絶対に賞もとれませんし、

成長もありません。

❤︎"穴から出るために役立つ"道具を渡すのが大人の役割

長い人生、

目的地に向かって道を歩いていれば、

必ず穴に落ちることがあります。

でも、

穴に落ちたら終わりではないのです。


這い上がって、

再び歩き出せば済むことなのです。

だから親は、
ロープをもたせたり、
上りやすいスパイクを履かせたりして、
穴から出るために役立つ道具を渡してあげるべきです。


❤︎穴に落ちても、這い上がる

穴から出る道具があれば、
穴に落ちるのが恐くなくなります。

道具は物とは限りません。


もし穴に落ちたとしも

「そこから何が学べるか」
「どうやったら成長できるか」
を一緒に考えること

成長につながること

を教えていきましょう。
 
❤︎好きを挑戦し続けることが成功

自信がなくても行動し
挑戦し続けることが成功だと認識するようになれば、

失敗を恐れずにどんどんチャレンジできます。
その結果、

能力も伸びて、

いつの間にか賞をとれているのです。

 


❤︎まとめ。落とし穴がいっぱい


子どもの人生には、

落とし穴がいっぱいあります。
落ちない方が不思議なぐらいです。
穴に落ちないようにではなく、
落ちた穴から出るために役立つ道具を与えてあげましょう。