本好きは、読み聞かせから

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こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、本好きについて書きます。

 


❤︎本との出会い方は大切

 


子どもと本の出会いは大切です。

その後の読書の方向を決めてしまいます。

まずは、絵本の読み聞かせからです。

❤︎どんな絵本を選べばいいのか

長年にわたり出版され続けている絵本を選ぶことが、

安心の絵本選びです。

また、
各地公共図書館などから出されている絵本リストから選ぶのもいいと思います。

❤︎読み聞かせのポイント

❶心を込めて読んであげる


❷途中で子どもに質問しない


❸感想を聞かない

(読み終えると、

子供の心は感動で満ちているので、

それを壊さないことです)


表紙から裏表紙まで丁寧に見せて、

書いてある文章の通りに心を込めて読みます。
読んだら読みっぱなしでOKです。

❤︎子供を確実に本嫌いにするのは、

早くから文字を教えさせる
自分で読ませる
読み終えたら必ず感想を聞く
ことです。


❤︎本好きな子供に育てるには、

"言葉の獲得"を重視する。

そのためには、

"美しいことば"、

"心のこもった言葉"

を、耳からたくさん聞くことが大事です。

そして、
"読んでもらい"
言葉を耳から聞き、

絵を読むことが大事です。

"ことば"をもとに、

イメージを描いてその世界を体験し楽しむことが読書です。

読んだら読みっぱなし、

感想をきかずに、
聞き終えた子どもの心は感動でいっぱいです。

 


心からの感動を大切にしましょう。

❤︎読み聞かせの効果

❶親子の豊かな心のふれあいができます。


❷子供の心が豊かに育ちます。


❸子供の言葉が豊かに育ちます。

(言葉の獲得は、思考力の獲得につながります)


❹人の話を聞く力と、ものを見る眼が育ちます。


❺読書の習慣がつきます。

心を込めて読んであげましょう。

❤︎絵本に読み聞かせる順番

❤︎0~1歳児

赤ちゃんは生後6カ月くらいから

絵本を楽しむことができます。

書いてある文章にこだわらないで、

絵を見せて対話の材料にして下さい。

お母さんお父さんの

やさしい声、

暖かい声、

心のこもった声を

たっぷり聞かせてあげましょう。

だっこして、

添い寝して読んでもらう

子どもの心は安心でいっぱいです。

選んだ絵本の絵がとても大切です。


デッサンのきいた芸術性の高い本を選びましょう。

自然に美的感覚が育ちます。

❤︎1〜2歳

絵を見せて、

対話の材料としての絵本体験を積んできた子どもは、

人の声に耳を傾ける習慣がついてきます。

また、

1才を過ぎたこの頃から、

簡単なストーリーを理解できるようになってきます。


起承転結を理解し、

楽しみ始めます。

❤︎3〜4歳

いろいろな物に興味をもつ多感な時期です。
文字の敏感期に入ります。

また、
多感なゆえに刺激の強い物に興味を持ち楽しみます。

しかし、
刺激の強い物(TVや、光を放つおもちゃなど)を与えすぎると子どもの情緒は不安定になります。

落ち着いた気持ちで一日を過ごすためにも絵本を活用し、

寝る前に、

2冊以上の読み聞かせが理想的です。

❤︎5〜6歳

自分で読める子どもがでてきます。

しかし、
"文字を読む楽しみ"と"絵本を読む楽しみ"は全く別の事だと考えて下さい。

絵本は言葉を耳から聞いて、

絵を読んで、

創造の世界を楽しむものなのです。

だから、
読み聞かせを続け、

"聴く"ことで、

"言葉"を広げていってほしいと思います。

少なくとも、

小学校2年生くらいまでは読み聞かせを続けてほしいと思います。

❤︎大切なことは、子どもの年齢に合わせるのではなく最初から

絵本には、

対象なる年齢がありますが、
その年齢にはこだわるより、

子どものペースに合わせることが大切だと思います。

例えば、
あまり本に馴染んでいない5歳の子どもに、

急に年齢相応の絵本を与えても、

難しいく感じると思います。


一度、難しいと思うと読書嫌いになる可能性が高まります。

ですから、

例えば簡単すぎると思っても、

赤ちゃん向けの本から順番に読み聞かせることが大切です。

赤ちゃん対象の絵本から順番に読み聞かせるという過程を、

子どもが体験すことによって、

本が好きになり、

読書が自然にできるようになると思います。

 


❤︎まとめ。本好きは、読み聞かせから

 


本好きになるためには、

本との出会いが大切です。

そのきっかけが、

親の心のこもった読み聞かせです。

お母さん、お父さんの

やさしい声、暖かい声で、

本とのよい出会いをたくさん作ってあげましょう。