受験勉強は、将来にこそ役立つ

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こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、受験勉強と将来について書きます。

 


❤︎受験勉強は、社会には役立たない知識をつめこむ?


入試問題は、

たくさんの暗記項目の中から、

ひねった難問が出題されます。


「受験勉強は、社会ではあまり役立たない知識をつめこむものだ」と言われます。

しかし、

受験は、

学校に入学する手段であり、

それ自体が目的ではありませんが、

受験勉強で得るものは沢山あると思います。

 

❤︎忍耐力と勤勉さ

 

受験勉強の際には、

相当量の知識を暗記しなければなりません。


暗記に必要なのは、

反復と継続です。

地道な作業ですが、

忍耐強く努力を続けた結果か、

点数に反映されます。

また、

単調でつまらないけれど、

やらなければならないことに直面したときに、

「おもしろく続けるにはどうすれば良いか」

という方法を工夫する訓練にもなります。

 

❤︎分析力

 

知らない問題に向き合ったときの対応の仕方として、
国語・英語ならヒントとなりそうな文章に線を引いてみるとか、

算数・数学なら図や表を描いてみるなど、
わかることを書き出して整理することが習慣になります。

状況をわかりやすく整理し、

答えを導くために足りない要素は何かと考え、

複雑な問題を単純な問題に分けて解くという分析力を身に着けることで、

複雑にからみあった問題から、

逃げずに対応できる力が得られます。

 

❤︎読解力と観察力

 

時間内にすべての問題を解き終わるためには、

「この問題は何が要点なのか、何を答えさせたいのか」

を迅速に判断しなくてはなりません。


受験勉強で、

この訓練を繰り返すことによって、

「話の要点は何か、相手が求めている答えは何か」ということを考えられるようになります。

会話をするとき、

相手の話の要点を把握し、

相手の求める答えを推察する力はとても重要です。

 

❤︎改善する力

 

受験勉強を行う期間はある程度長いので、

その間に何度も模試を受けます。

 


そのたびに、

自分の現状を把握し、

学習計画を立て、

実行に移す。

 


つまり、

次の試験ではより良い成果が残せるように改善する

というプロセスを繰り返すことによって、

効率化や改善する力を身に着けられます。

 

❤︎受験勉強で得た力は無駄ではない

 

受験勉強で得られた知識はもちろん、

いろいろな能力になり、

それに、

受験勉強にのぞんだ姿勢は、

"生きる力"の基礎ともなります。

受験勉強で、

学びの姿勢が身につきます。
わからないことは誤魔化すのではなく、

真摯に受け止めて、

どうしたらわかるようになるかを自分で考えて学んでいける姿勢です。

そしてそれが、

将来、社会で活動する原動力になります。

 


❤︎まとめ。受験勉強は、将来にこそ役立つ

 


受験勉強は、

入学のためだけでなく、

真剣に取り組んだらそれに比例して、

忍耐力と勤勉さ


分析力

読解力と観察力

改善する力

が身につきます。

これらは、まさに将来に役に立つ力です。