成功は、"する"というより"気づく"もの

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こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

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今回は、成功と失敗について書いてみます。


❤︎エジソンの研究

有名なお話ですが、
電球をつくり大成功を収めたエジソンは、

その前に5000回もの失敗を繰り返しました。

しかし、

彼は実験がうまくいかなくても、

「この組み合わせではうまくいかないことを発見することができた」

と考えました。

❤︎"失敗"は存在しなかった

つまり、

"失敗"は存在しなかったんです。

うまくいかなかったことも、

エジソンは目標に向かい前進するための"成功"として、

肯定的に捉えていました。

もちろん、
エジソンの研究には将来的に大成する確約などありませんでした。


それでも諦めずに実験を何度も何度も繰り返すには、

必ず自分は見つけ出すことができるという自信と、

失敗しても再び立ち上がって挑戦する忍耐力を持っていました。

❤︎マイナスも視点を変えればチャンスに

もし、

エジソンが、
数回試してうまくいかなかったからといって、
精神的に大打撃を受け、

「自分には才能がない」と決めつけていたら、

目標達成は不可能だったでしょう。

一見マイナスと思われるようなことでも、

視点を変えれば大きなチャンスとなります。

❤︎落ちないリンゴ

リンゴ農家の物語。
ある年、

大型の台風によって栽培中のリンゴの9割が落ちてしまった地域がありました。

リンゴ農家にとっては死活問題です。

ある農家は、

落ちてしまったリンゴにこだわって嘆くのではなく、

落ちなかったリンゴに着目しました。

そして、

無事だったリンゴに「落ちないリンゴ」という名前をつけて、

受験生をターゲットに高い値段をつけて売り出しました。

すると、

これが大ヒットしたのです。

私たちは大抵、

"失敗"というものに対して、

自分を落ち込ませ、

自信を奪う忌むべきものというマインドセットをもっています。

しかし、

受けとめ方次第では、

私たちを成功へ導くためのものとなるのです。

❤︎成功は、"する"というより"気づく"もの

もし、

人が"失敗"と呼ぶものの中に

"気づく"ものがあるならば、

それは、

"成長"であり、

もはや失敗ではなく成功なのです。

❤︎子どもに「よく気づいたね」

子どもの行動を、

成功と失敗という基準で判断するのではなく、
"いかに気づいたか"を基準に、

褒めてあげてほしいと思います。

"気づくことが大切なんだ"と思う心を育ててあげましょう。

その心が、

"失敗は気づきに変わるんだ"

と思わせることができ、

失敗にもくじけない、

強靭な精神力を育てます。

❤︎答案にバツ印はつけないで

子どもたちが問題を解いた答案には、

バツ印はつけません。

子どもたちが、

一生懸命考えて作った答案を大切にしたいですね。


間違った問題は、

なぜ間違ったかを考えてもらいます。


子どもの努力と気づきを大切にしたいですね。

 


❤︎まとめ。成功は、"する"というより"気づく"もの

 


物事を成功と失敗のものさしで見ると

失敗は否定的に捉え、何も得るものはありません。

しかし、

失敗を肯定的に見ると

失敗は"気づき"に変わります。

そして、

その"気づき"は成功につながっていきます。

それが、真の成功です。

子どもの読書は"繰り返し"から

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今回は、子どもの読書について書きます。

 


❤︎子どもは何度でも読んでもらいたい

 


私たち大人は、
一度読み終えた小説を
もう一度読むことはあまりありませんね。

でも、
子どもは好きな絵本は

何度でも読んでもらいたがります。

❤︎知らないことの中で、ホッとしたい


それは、
子どもが
絵本の中から、
新しい事を知りたいという

未知への期待感を持っている。

その一方で、
道に迷って、
知らない道を不安な気持ちで歩いていて、
知っている道に出るとホッとするのと同じように、

子どもたちは、
知らないことだらけの中で、

知っていることに出会うと

ホッと心が安らぎを感じるからです。

この安心感は大切です。

 


❤︎安心感があるから、冒険できる

 

結末を知っているからこそ、

安心して主人公と一緒に冒険ができる

そして、
その絵本体験が楽しいから

何度でも味わいたいと思います。

同じ絵本を何度も要求してくる子ども程、

その絵本の世界をよく理解し楽しんでいることを表しています。

❤︎本棚は宝物

そのような大好きな絵本を入れる
子ども専用に本棚を

作ってあげてほしいと思います。

その小さな本棚に、

少しずつ好きな絵本や本が並んでいきます。


そして、

本棚に並ぶこれらの本の質と量が
その子の一生の読書の方向を決め、
それらの本たちが、

一生の宝物になるんだと思います。

❤︎絵本の大切さ

絵本の敵は、

テレビやビデオです。

❤︎テレビ、ビデオ、YouTubeは怖い

ずいぶん以前から、

2歳児までは、テレビを見せない方がいい

という警鐘が鳴らされたいます。


というのは、
言葉が遅れ、
視線を合わせられない、
友達と遊べない
といった乳幼児の家庭では、
テレビやビデオを長時間見せていることが多いからです。

❤︎テレビやビデオによる慢性疲労

テレビ、ビデオの

過度の刺激による脳の慢性疲労

子どもたちの中に起こっていて、

その脳の慢性疲労から、

持って生まれた能力を

充分に発揮できない子どもが大勢いる
と言われています。

❤︎テレビより楽しい家庭環境を作る

"テレビを消した子育て"

を意識して行う必要があります。

子どもたちに

「テレビを消しなさい!」と言う前に、

テレビより楽しい家庭環境を作ってあげましょう。

「絵本を読んであげるよ」

と言えば、

子どもは、

テレビから離れて寄ってくると思います。

❤︎「星の王子さま」から

「あんたが

あんたのバラを

とても大切に思っているのはね、
そのバラのために

たくさんの時間を費やしたからだよ。」

❤︎手作りの子育て

かけがえのない子どもに、
かけがえのない時間を費やし、
"手づくり子育て"をしてあげましょう。

子どもたちも、

親の手作りの子育てを体験して、
自分で作ることが大切だ

と思う気持ちを育んでいくと思います。

 


❤︎まとめ。子どもの読書は"繰り返し"から

 


子どもにとって、

周りは知らないことの連続です。

その中で、繰り返し同じ物語を

読んでもらいたがります。

その知っている物語を聞いてホッとします。

この安心感が大切で、この安心感があるから

主人公と一緒にする冒険を思いっきり楽しめます。

そんな物語をたくさん持つことは

宝物をたくさん持つのと同じように貴重なことです。

読書好きになるレシピ

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今回は、読書について書きます。

 


❤︎読者を楽しめるようになってほしい

 


将来、

子どもに、

本格的な小説を楽しむ少年少女に

育ってほしいですね。

しかし、
時期がきたら読めるようになるかというと、
なかなかそうはなりません。

❤︎読書にが好きになる順番

❶絵本の世界を楽しむ

言葉を聴いてイメージを描けない幼児のために、

質の高い絵のついた絵本をたっぷり読み聞かせます。

絵を見て、

言葉を聞いて、

楽しみます。

❷幼年童話の世界を楽しむ

幼年童話は、

絵が多く、

文字が大きく、

文章が長過ぎないのが特徴です。

まだまだ、

読み聞かせをして、

楽しみます。

 


言葉を聞いてイメージすることがだんだんとできるようになります。

❸童話の世界へ

童話は、

文章を重視し、

絵は挿絵など補助的に描かれています。

童話を聞いたり、

読んだりすることで、

話の内容が理解てきるようになり、

楽しめるようになる。

❤︎読んでもらって楽しむ、自分で読んで楽しむ

 


読んでもらって楽しむことのできる年齢と、

自分で読んで楽しむことのできる年齢に差があります。


「おおきなかぶ」という物語は、

読んでもらうと、

2~3歳でも充分楽しめますが、
自分で読むとなると、

小学1年生の教科書に出てきますので

6歳になってから楽しめることになります。

❤︎読むことは、聞くことを十分に体験してから、自発的に起こる

内容を理解できなければ、

楽しむことができません。

だから、

読み聞かせを十分にしてあげましょう。

そして、
自分から自発的に読み始めたら、

読むことのスタートになります。

❤︎子どもは読書を楽しめる能力を持っている

子どもは、

誰でも潜在的に読書が楽しめる能力をもって生まれてきます。

その能力をスムーズに芽生えさせ、

育て、

花開かせていくのは、

親・大人の役目です。

幼年童話を

子どもと一緒にめくりながら読み聞かせ、
優れた絵本にたくさん出会わせてあげた後は、
本格的なファンタジーを楽しめる"名作童話"の世界へ連れていってあげて下さい。

100年以上にわたり読み継がれてきた名作を

子ども達とぜひ出会わせてあげたいですね。


幼年童話を体験した子どもは、
好奇心と空想力が発達し、
本そのもののおもしろさを実感できるようになるでしょう。

 


❤︎まとめ。読書好きになるレシピ

 


子どもは、

ともとも読書を楽しむ能力を持っています。

絵本、児童童話の楽しい世界へ

親の優しい読み聞かせで誘ってあげれば、

ある時、自発的に読み始めます。

そして、

名作童話や小説のファンタジーの世界に夢中になっていくでしょう。

 

 

"鍛える"より"認める"ことがチャレンジを育てる

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今回は、チャレンジ精神について書きます。

 

❤︎メンタルの強い子どもになってほしい

 


コロナの影響で生活スタイルが変わり、
将来が予測できない社会になりましたね。


その中で、
打たれ強い、
メンタルが強い子どもに育ってほしいと願うのは、
当然のことだと思います。


子どもが強いメンタルをもって困難に立ち向かうことや、
失敗しても立ち上がる力をもってくれることは、
大変うれしいことですね。

❤︎子どものメンタルを強めるために

❶チャレンジ精神を尊重


子どものチャレンジ精神を尊重して、
認めてあげましょう。
 
子どもが何かに挑戦したいと思っているとき、
親がその挑戦する気持ちを大切に受け止め認めてあげることは、
精神力向上の鍵になります。


○子どもは飽きやすいのは当然

でも、
子どもは、
すぐにやる気をなくしたり、
飽きてしまったりするケースもあります。
 
「どうせまたすぐに飽きてしまう」
「自分の子どもにはまだ早い」
などと思い、
「あなたにはできない」
「あなたには無理」
といったネガティブな言葉ばかりを子どもにかけることはNGです。
 
子どものチャレンジ精神を尊重し、
「あなたならきっとできる」
とポジティブな言葉をかけ、
応援してあげましょう。

さまざまな挑戦をするうちに、
「自分にもできる」
と子ども自身が感じるようになり、
前向きで強いメンタルをもつ子どもに育っていきます。
 
❷子どもの失敗を受け入れほめてあげる
 
子どものチャレンジには失敗がつきものです。

厳しく教育したほうが精神力を鍛えられるのではないかと思いがちですが、
失敗を責めたり怒ったりしてもメンタルは強くなりません。

子どもが失敗したときでも、
がんばった部分をほめてあげたり、
失敗した原因を一緒に考えたりすることが大切です。

親が失敗を受け入れることで、
子どもは安心します。
「失敗しても大丈夫」
「もう一度がんばろう」
というめげない気持ちを育てることができます。

❸子どもにポジティブを教える
 
ポジティブな考え方や捉え方を教えることも重要です。


同じ出来事にも、
ポジティブな面とネガティブな面があります。

ネガティブな中にもポジティブな部分を捉えることを教えましょう。
 
○わからないところがわかった

たとえば、
テストで思ったように点が取れなかったとします。


そのことはネガティブなことですが、
そんなとき、
「理解できていない部分がわかってよかったね」とポジティブに捉えることを教えます。


そして、
改善策を考え、再挑戦することが大切です。
 
親がネガティブな捉え方ばかりすると、
子どもは「自分はダメな人間だ」と感じてしまいます。

ポジティブな面を見つけることは、
強いメンタルを育てます。

❤︎打たれ強くなるように"鍛える"こと


一見、
厳しくして鍛えることが、
強い精神力を育てるように見えます。


例えば、
あえて
失敗をなじり、
けなし、
バカにすることが、
打たれ強い精神力を作ると思われがちです。


❤︎悔しさをバネにする


しかし、
悔しさをバネにすることは、
他に対する怒りから生まれる行動です。


怒りから生まれたものは、
結局、怒りに還っていきます。


❤︎認められ、ポジティブに一緒に考えると


チャレンジすること
飽きたこと
失敗すること
を全て認められ、


失敗のポジティブな受け止め方
これからの改善点を
一緒に考えるていくと、


怒りを掻き立てなくても、
自ら"鍛え"られるようになっていきます。


つまり、
高い精神力をもつ子どもに育てるためには、

"鍛える"より"認める"ことが大切です。


❤︎まとめ。"鍛える"より"認める"ことがチャレンジを育てる


子どもは失敗することが仕事です。
その失敗をなじり、
打たれ強くなるように"厳しく鍛える"ことは、
悔しさや怒りから行動を掻き立てることになります。
そうではなく、
子どものチャレンジ精神を認め、
失敗しても責めずに肯定して、
失敗から、一緒に学ぶことで、
自ら高めること、
強いメンタルを育てていきましょう。

"いい先回り"は、子どもをダメにしない

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こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室

 

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今回は、先回りについて書きます。

 


❤︎失敗させたくない

 


子どもには
志望校を合格させたい
失敗させたくない
と親なら思います。

だから、

子どもが失敗しないように、

"先回り"して、

手出し・口出しをしてしまいます。

❤︎親の”先回り”が増えているわけ

❶情報が多すぎる

 


社会の情報化が進み、

インターネットなどを通じて子育てに関する情報を知る機会が増えました。

それらのたくさんの情報に基づいて、

"先回りしてより良い子育てをしたい"と考える親が増えています。

少子化

また、
少子化です。

4人・5人子どもがいれば、

子どもひとりひとりの子育てに十分に手をかけられません。

今は、

子どもが1人か2人の家族がほとんどです。


「絶対に子育てを成功させなければならない」

といった意識が強く持つ親が増えています。

❤︎子どもにはそれぞれペースがある

いっぱい手をかけたのに、
子どもは親の思うとおりに育ってくれません。
子ども自身の発達するベースにあります。

❤︎"悪い先回り"

悪い先回りとは、

子どもの力を奪ってしまう先回りのことです。

なぜ子どもの力が奪われるかというと、
"失敗"の経験を積ませないからです。

私たちは、

失敗から多くのことを学びます。


でも、

なんでもかんでも親が先回りをしてしまうと、

子どもは失敗することなく育つことになる。

 


親の先回りが、

学びのチャンスを子どもから奪ってしまうのです。

また、
親にあからさまに"手出し・口出し"されると、
子どもには子どもなりのプライドがあり、
そのプライドをくじくことになります。

それが、

親に反発し、

やろうとしていたことを結局投げ出してしまうことにもなりかねません。

❤︎失敗と心のバランス

ただ、

子どもに失敗をさせることが重要だと言っても、

そのバランスは大切です。

たとえば、
10回挑戦し9回失敗するようなことになれば、

子どもはチャレンジする勇気を失ってしまいます。


心が折れない程度の失敗にとどめてあげることが大切です。


❤︎"いい先回り"

そこで、
もう少し成功率を上げられるようなお膳立てをします。

しかも、

こっそりとお膳立てをします。
これが、

"いい先回り"です。

たとえば、
字の練習をするのに、

細くて長いえんぴつではなく、

持ちやすいように短くて太いえんぴつやクレヨンを用意する。


食器を洗うお手伝いをしてもらう時は、

けがをしないように破れなくて軽いプラスチックの食器を洗ってもらう……

それでうまくできたなら、

しっかりと褒めてあげます。


そのことが、

子どもの自己肯定感や、

自分に対する信頼を高めていきます。

❤︎まとめ。"いい先回り"は子供をダメにしない

失敗させないような先回りは

子どもをダメにするかもしれません。

失敗はいい経験だからといって、

失敗ばかりさせるのも

心が折れ、失敗を恐れるようになります。

子どもの行動をしっかり観察し、

さりげなく”いい先回り”をして、


失敗と心のバランスをとってあげましょう。

グローバルさは、日本らしさから

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今回は、グローバルさについて書きます。


❤︎グローバルさとは

❶語学力・コミュニケーション能力があること


❷主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感があること

 


❸異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティーこと

❤︎語彙力だけでは十分でない

海外の相手とコミュニケーションを図るには、
語彙力だけでは十分ではありません。

異なる価値観や文化的背景を持つ人々のことを理解する柔軟性や、
失敗を恐れず積極的にチャレンジするタフさ……
幅広い力

が必要とされるのです。

❤︎グローバルさに必須な"自己肯定感"

グローバルさの❷

"主体性・積極性、チャレンジ精神、協調性・柔軟性、責任感・使命感"を持つことは、

かなりハードルが高いように感じます。

しかし、
実はこれらに共通する土台は"自己肯定感"、
つまり
"自分は価値のある存在"
"自分ならできる"という気持ちです。

❤︎家庭で自己肯定感を高める"言葉"

❶子どもの気持ちに共感する

子どもがうまくいかず悔しがって泣いているときには、

子どもの気持ちを受け止めてあげることが大切です。


自分のことを分かってくれているという安心感が自己肯定感アップにつながります。

✕「悔しいんだったらもっと練習すればいいでしょう」
✕「泣いたってどうしようもないよ」

◯「今日はうまくできなかったから悔しかったんだね」
◯「実はお母さんも昔できなくて泣いたことがあったよ」

 


❷過保護になりすぎない


親は、子どもが失敗して辛い思いをしないようにあれこれ先に手を回したくなるものですが、

過保護になりすぎてはいけません。
子ども自身に考えさせる声かけを心がけます。

✕「ほら、マスクを忘れずに持っていきなさいね」
✕「いいわよ、お母さんがやってあげる」

◯「何を持っていけばいいんだっけ?」
◯「みかはどうすればいいと思う?」

❸人と比べない

うまくいかないとき、

他の子と比べるような発言をすると、

子どもは「友だちと比べて自分は劣っているのだ」と受け取ってしまいます。

子どもが自信を持つためには、

子ども自身の成長ぶりを少しずつ認めて褒め「今の自分を認められた」と子どもが感じることが必要です。

✕「おともだちはひらがな全部読めるんだって」
✕「もう自転車にスイスイ乗っているのに」

◯「前よりもひらがな読めるようになったね」
◯「もうすぐ補助輪が取れそうだね」

このように、
子どもを否定したり自立心を奪ったりすることなく、

「自分ならできる」と感じさせるような言葉がけをすることによって、

子どもの自己肯定感を高めることができます。

❤︎グローバルさは、日本を知ること

グローバルさの❸

"異文化に対する理解と日本人としてのアイデンティティー"は、

どうしたら身につけられるのでしょうか。

外国人とのコミュニケーションでは、

「あなた自身はどう考えるのか?」と意見を聞かれることがよくあります。

これは、

"あなた自身=日本人"としての意見を

期待されていることが少なくありません。

普段は"日本人としてのアイデンティティー"について考えることはほとんどないので、
外国人と交流した際に、

日本について質問をされて答えに困ってしまったり、

自分たちよりも日本のことを詳しく知っている外国人に出会ったり……。

ということもあるかもしれません。

❤︎日本らしさを知る経験

だから、
子どもたちに''日本らしさ"を知る機会を与える必要があります。

お子さんが小さいうちから、
四季折々の日本の自然にふれたり、
年中行事や習わしを一緒に体験したりして、
身近な"日本の文化"を学べるように環境を整えることが大切です。

❤︎異文化理解の心は自国の文化理解から

異文化理解の心は自国の文化理解のもとに育まれます。

 


日本の伝統や文化を体験することを通して

日本人というアイデンティティを確立する必要があります。

異なる文化や風習などの”多様性”を受け入れられる許容性や柔軟性は、

グローバルさの基礎となります。

❤︎まとめ。グローバルさは、日本らしさから

グローバルさを育てるためには、
"自己肯定感"を高める言葉かけをすること
"日本らしさ"の経験をたくさんさせること

そして、

「私は日本人である」という
日本人としてのアイデンティティをしっかり確立していくことです。

本好きは、読み聞かせから

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こんにちは、四谷大塚NETフォーラム塾上本町教室塾長・学びスタジオ®︎代表の奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、本好きについて書きます。

 


❤︎本との出会い方は大切

 


子どもと本の出会いは大切です。

その後の読書の方向を決めてしまいます。

まずは、絵本の読み聞かせからです。

❤︎どんな絵本を選べばいいのか

長年にわたり出版され続けている絵本を選ぶことが、

安心の絵本選びです。

また、
各地公共図書館などから出されている絵本リストから選ぶのもいいと思います。

❤︎読み聞かせのポイント

❶心を込めて読んであげる


❷途中で子どもに質問しない


❸感想を聞かない

(読み終えると、

子供の心は感動で満ちているので、

それを壊さないことです)


表紙から裏表紙まで丁寧に見せて、

書いてある文章の通りに心を込めて読みます。
読んだら読みっぱなしでOKです。

❤︎子供を確実に本嫌いにするのは、

早くから文字を教えさせる
自分で読ませる
読み終えたら必ず感想を聞く
ことです。


❤︎本好きな子供に育てるには、

"言葉の獲得"を重視する。

そのためには、

"美しいことば"、

"心のこもった言葉"

を、耳からたくさん聞くことが大事です。

そして、
"読んでもらい"
言葉を耳から聞き、

絵を読むことが大事です。

"ことば"をもとに、

イメージを描いてその世界を体験し楽しむことが読書です。

読んだら読みっぱなし、

感想をきかずに、
聞き終えた子どもの心は感動でいっぱいです。

 


心からの感動を大切にしましょう。

❤︎読み聞かせの効果

❶親子の豊かな心のふれあいができます。


❷子供の心が豊かに育ちます。


❸子供の言葉が豊かに育ちます。

(言葉の獲得は、思考力の獲得につながります)


❹人の話を聞く力と、ものを見る眼が育ちます。


❺読書の習慣がつきます。

心を込めて読んであげましょう。

❤︎絵本に読み聞かせる順番

❤︎0~1歳児

赤ちゃんは生後6カ月くらいから

絵本を楽しむことができます。

書いてある文章にこだわらないで、

絵を見せて対話の材料にして下さい。

お母さんお父さんの

やさしい声、

暖かい声、

心のこもった声を

たっぷり聞かせてあげましょう。

だっこして、

添い寝して読んでもらう

子どもの心は安心でいっぱいです。

選んだ絵本の絵がとても大切です。


デッサンのきいた芸術性の高い本を選びましょう。

自然に美的感覚が育ちます。

❤︎1〜2歳

絵を見せて、

対話の材料としての絵本体験を積んできた子どもは、

人の声に耳を傾ける習慣がついてきます。

また、

1才を過ぎたこの頃から、

簡単なストーリーを理解できるようになってきます。


起承転結を理解し、

楽しみ始めます。

❤︎3〜4歳

いろいろな物に興味をもつ多感な時期です。
文字の敏感期に入ります。

また、
多感なゆえに刺激の強い物に興味を持ち楽しみます。

しかし、
刺激の強い物(TVや、光を放つおもちゃなど)を与えすぎると子どもの情緒は不安定になります。

落ち着いた気持ちで一日を過ごすためにも絵本を活用し、

寝る前に、

2冊以上の読み聞かせが理想的です。

❤︎5〜6歳

自分で読める子どもがでてきます。

しかし、
"文字を読む楽しみ"と"絵本を読む楽しみ"は全く別の事だと考えて下さい。

絵本は言葉を耳から聞いて、

絵を読んで、

創造の世界を楽しむものなのです。

だから、
読み聞かせを続け、

"聴く"ことで、

"言葉"を広げていってほしいと思います。

少なくとも、

小学校2年生くらいまでは読み聞かせを続けてほしいと思います。

❤︎大切なことは、子どもの年齢に合わせるのではなく最初から

絵本には、

対象なる年齢がありますが、
その年齢にはこだわるより、

子どものペースに合わせることが大切だと思います。

例えば、
あまり本に馴染んでいない5歳の子どもに、

急に年齢相応の絵本を与えても、

難しいく感じると思います。


一度、難しいと思うと読書嫌いになる可能性が高まります。

ですから、

例えば簡単すぎると思っても、

赤ちゃん向けの本から順番に読み聞かせることが大切です。

赤ちゃん対象の絵本から順番に読み聞かせるという過程を、

子どもが体験すことによって、

本が好きになり、

読書が自然にできるようになると思います。

 


❤︎まとめ。本好きは、読み聞かせから

 


本好きになるためには、

本との出会いが大切です。

そのきっかけが、

親の心のこもった読み聞かせです。

お母さん、お父さんの

やさしい声、暖かい声で、

本とのよい出会いをたくさん作ってあげましょう。