"色"と"形"で視覚を刺激し、奥行きと彩り豊かな人生を

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こんにちは、奧川えつひろです。

 

ご訪問いただき、ありがとうございます。

 


今回は、視覚について書きます。

 


❤︎ 脳に最も多くの情報を送っているのが"視覚"

五感の中で、

脳に最も多くの情報を送っているのが"視覚"です。


集中して視覚を使うことで、
子どもの頭は活性化し、

理解し、

整理記憶をしていくことになります。

❤︎視覚の発達について


視覚の発達は、

まず"形"と"色"を判断する能力から伸びていきます。

❤︎"形"の感覚感覚を身につける三段階

感覚で捉え、

それを言葉で表現することが、

3歳以降のポイントです。

次の三段階を意識しましょう。

❶第一段階は"言葉だけ"で伝える

最初は比較しない。

たとえば、
子どもが大きなボールを持った時に、
「大きい」「大きいねぇ」「大きいボール」

と繰り返します。

他の大きなものがあったら、

「大きい」という言葉を伝えます。


言葉を繰り返すことで

「大きい」という言葉と概念が、

子どもに入っていきます。

❷第二段階は比較級

次は、

2つのものを比較して言葉を伝えていきます。


比較するものは、

最初は同じ種類のものを使います。

○比較する視覚の5つの要素

大きい と 小さい
長い と 短い
太い と 細い
高い と 低い
暗い と 明るい

❸第三段階は、最上級

2つのものの比較ができ、

言葉に出せるようになったら、

対象を3つ、4つと増やして比べていきます。

規則正しく並べたら指をさして、
「だんだん大きくなる」
「だんだん小さくなる」
と言葉の表現を増やしていきます。

比較級
「これと、これとではどちらが大きい?」
から、
最上級
「一番大きいのはどれ?」
「一番小さいのを取ってね」
と発展していきます。

❤︎"色"の感覚の三段階

折り紙などを使って、

三段階で、

色とその名前を覚えもらいです。

❶第一段階は、3原色

 


赤・青・黄

❷第二段階は、11色

 


赤・青・黄・白・黒・オレンジ・緑・紫・茶・灰・ピンク


3原色と白・黒を混ぜて作ることができる11色。

❸第三段階は、明暗

同じ色でも暗い青と、

明るい青があることを伝えます。

○12色から24色へ

様々な色に興味を示すようになり、
色の名前が言えるようになってきたら、
クレヨンや色鉛筆も12色から24色にバージョンアップさせましょう。

同じ"みどり"でも、
"きみどり、若くさ色、うぐいす色"などの区別や、使い分けがいろいろできたほうが、
彩り豊かな生活を楽しめます。

❤︎まとめ。"色"と"形"で視覚を刺激し、奥行きと彩り豊かな人生を

 


視覚は、脳に沢山の情報を与えて刺激します。

色々な形を知り、

その違いと共通点を考えること

多彩な色を見て、

その区分と使い分けができること

これらが、

図形と色彩のセンスを磨く土台になります。