哀しい感情は、思いやりの芽生え

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こんにちは、学びスタジオの奧川えつひろです。ご訪問いただき、ありがとうございます。

 

今回は、哀しい気持ちについて書きます。


❤︎悲しい気持ちに寄り添う


悲しみも大切な感情の一つです。


子どもが悲しみの感情を表現したとき

「泣かないの」

「痛くないよ」…

と否定的な言葉をかけるのではなく、


「悲しいよね」

「痛いよね」…

とその感情に寄り添い、

共感してあげることが大切です。


共感されることで

子どもは落ち着きを取り戻していきます。

 

❤︎「どうして悲しいの」


また、

「どうして泣いているの?」

「なにが悲しいの?」…

と言葉をかけ、


子ども自身が悲しい理由を考えて、

感情を説明できるように、

かみ砕いて問いかけてみましょう。


自分の感情の説明すると

悲しいという問題の解決力を

養うことができます。


❤︎「泣く子は嫌い」


子どもは、

親の言葉や表情をよく見、感じ取っています。


親が

「泣く子は嫌い」

「すぐに泣かない!」…

と特定の感情表現を嫌うと、


子どもは親に嫌われたくないために、

その感情を我慢して表現しないようになります。


その結果、

自分の感情をうまく表現できなくなってしまいます。

また、表現しなくなります。

 

家庭内で

過度に我慢させすぎてしまうことは、

家庭の外で

感情が爆発する要因にもなります。


❤︎悲しみの感情を教える


悲しみの感情を教えるために、

絵本の読み聞かせ、

読書をすることをお勧めします。


読み聞かせする時は、

絵本や本のなかの登場人物や動物の気持ちになって、

子どもと一緒に

「悲しいね」

「寂しいね」

と言いながら悲しみの感情を育めます。


また、

悲しみの感情を知ることで、

相手の悲しみも徐々に理解できるようになってきて、

思いやりのある行動がとれるようになります。


❤︎まとめ。悲しみの感情は、思いやりに変わる


子どもの悲しい気持ちになった時、

子どもに寄り添い、

その気持ちを受け入れてあげましょう。


受け入れられた子どもは、

心が落ち着き、

悲しいという感情を理解するようになります。


そして、

相手の気持ちが少しずつ理解できるようになります。

それが、本当の思いやりの感情の芽生えですね。